初登板

年に一度の公式戦。今年は基本メンバーは何とか 9 人揃っているが、ケガが完治していないメンバーもいることから、募集して何とか 2 人助っ人として参加してもらい臨んだ。

相手は三年連続で同じチームで、現在連覇中。3連覇を前に、別チームで参加している区大会トーナメントで 3 部ながら準優勝して勢いをつけている。初戦でも 19-1 と圧倒的大差で勝ち上がってからの対戦ということで、勝てる要素はほとんど見当たらない。

初回の攻撃。2者凡退のあと、3番がフォアボール、盗塁して 2 アウトながら得点圏にランナーをおいての初打席。強振するもサードポップフライであえなく攻撃終了。この時点では、まさかこれが最後の打席になろうとは思いもよらなかった。

1回裏の守備。いきなり打線が爆発。センターの守備位置にボールが来ることはなく、右に左に動かされ、さらにエラーも絡んで初回から大量 18 失点。2回表の攻撃の間に、監督からピッチャー交代を告げられ、公式戦、人生初登板。



2ボールになるまではウィンドミルで投げ、その後は超スローボールで打ち損じを狙う方法でなんとか 1 失点でしのいだ。3 回表の攻撃があえなく 3 人で終了したところでコールドゲーム。打つ方では 4 番の役目を果たせず終了。

今回から監督が変わったことで、スタメンを考えたり、試合前のノッカーも託されたりとプレー以外での仕事も増え、楽しませてもらったのは収穫。