こけら落とし

会場をめぐり、物議をかもした『海の森水上競技場』のこけら落としとなるレースに息子(次男)が出るというので、家族総出で応援。ちなみに長男はボートは初観戦。

低気圧のせいか、定常なのかは不明だが、海の近くだけあって風が強く、水面も荒れている。こんなに波打っている様子は、戸田では見られないほど。おそらく、オリンピックの時も同じ状況が考えられ、海外から来るアスリート達はどう思うのだろうか。あと、飛行機の航路（着陸）になっていて、数分毎にボートの上を飛んでいく。航空機マニアにはいいのかもしれないが、競技に騒音は影響ないのだろうか。まぁ、いろいろとネガティブな感想が先に出るのは、宮城の長沼での開催を推していたからだとおもうが、新しい施設は観戦もしやすくなっていて、純粋にその点は良い。



レースは、小学生からシニアまで参加していて、距離も短く設定されていたので飽きることはなかった。花形のエイトでは、社会人と大学の混合の組では、全日本チャンピオンがものすごいタイムをたたき出し、アナウンサーに言わせると、陸上100mで9秒台がでたようなものだと。多分に追い風の影響が大きかったとは思うが、非公式ながらそういうタイムでフィニッシュできるのは喜ばしいこと。

そして、息子たちは大学のみの組で、接戦を制し、見事 1 着。プロのアナウンサー(NHK?)が実況してたこともあり、非常に盛り上がり大興奮。
最終組は、日本の強豪校がオックスフォード大とケンブリッジ大に挑むという構図。オックスフォードのクルーには、リオの金メダリストもいて、500m のスプリントでは、両校が日本の大学勢を圧倒しただけに、どこまで食い下がれるかが焦点になると思いきや、日本勢が圧倒、タイムこそ社会人に及ばないものの、すばらしいレースを見せてくれた。